和食には本来デザートの概念がなく、食後には水菓子と呼ばれるフルーツが出されることが多いです。しかし最近では洋食文化の影響を受け、和食でもデザートが出される機会が多くなってきました。今回は食後にさっぱり食べたい、人気の和食スイーツレシピを紹介します。
目次
山梨名物の水信玄餅は、水、寒天、上白糖が材料のシンプルさが人気の和食スイーツです。
材料 (4個分)
ミネラルウォーター:500cc、粉寒天:1g、上白糖:40g、黒蜜:大さじ4、きな粉:大さじ4
作り方
1、鍋にミネラルウォーターと粉寒天を入れて混ぜながら弱火にかけ、沸騰したら上白糖を加える。
2、上白糖が完全に溶けたら底が丸い器に流し、冷蔵庫で1時間冷やしたら型から取り外す。
3、器に盛り、黒蜜ときな粉をかける。
海外で人気急上昇中の抹茶大福。生クリームを入れることで、より外国人にも受け入れやすいレシピにしました。
材料 (8個分)
こしあん:150g、生クリーム:60cc、白玉粉:120g、上白糖大さじ3、抹茶:小さじ1、水:140cc、抹茶(仕上げ用)、片栗粉:適量
作り方
1、生クリームを10分立てにし、ビー玉大くらいの大きさに絞り出して冷凍する。
2、こしあんを8等分し、①の生クリームを包んで、再度冷凍する。
3、耐熱ボウルに白玉粉、砂糖、抹茶、水を入れて混ぜ、ふんわりラップをかけて600wのレンジで3分3秒温め、練り混ぜる。
4、生地を8等分し②を包む。生地が手にくっつかないよう片栗粉をまぶしながら、大福全体に抹茶を薄くまぶす。
5、器に盛り、仕上げに茶こしで抹茶をふりかける。
ブランマンジェとはフランスのミルクプリンのことですが、牛乳の代わりに豆乳を使い、煮小豆を添えることで和食らしいレシピにしました。
材料(180ccの器4個分)
豆乳:330cc、生クリーム:100cc、砂糖70g、ゼラチン6g、煮小豆、きな粉:適量
作り方
1、豆乳100cc、砂糖40g、ゼラチンを耐熱ボウルに入れ、ラップをして600wのレンジで1分温め、よく混ぜてゼラチンを溶かす。
2、①に残りの豆乳を混ぜ、ボウルに氷水を当て、トロリと濃度が付くまで混ぜながら冷やす。
3、別のボウルに生クリーム、砂糖を入れ、6分立てにする。
4、②に③の生クリームの1/3を加え、よく混ぜる。さらに残りの生クリームを加え、気泡を潰さないようにさっくりと混ぜる。
5、器に流し、3時間冷やし固める。仕上げに煮小豆を添え、きな粉をふりかける。
バニラアイスにみたらし団子のタレをかけた懐かしい味わいが、幅広い世代に人気の和食スイーツです。
材料(4人分)
上白糖:大さじ3、醤油:大さじ3、片栗粉、大さじ1.5、水:150cc、バニラアイス:適量
作り方
1、砂糖、醤油、片栗粉、水を鍋に入れ、混ぜながら沸騰させる。フツフツととろみがつき、透明になったら火から下ろして冷ます。
2、器にバニラアイスを盛り、①をかける。
伝統的でシンプルなものから乳製品を使った現代的なものまで、国内だけではなく海外でも人気の和食スイーツ。今回は寒天の使い方や、大福やみたらしのタレの作り方など、伝統的な和菓子にも通じるレシピをまとめてみました。どれも簡単にできるので、お時間があるときや来客の際に一度作られてみてはいかがでしょうか。