江戸時代の頃までは、ほとんどの肉食が禁じられていたため、肉を活用した多くの和食が登場したのは近代になってからです。海外から牛肉や豚肉を食べる文化が入ってきて、人々の食生活の変化と共に進化を続けてきた、肉を使用した和食小鉢のレシピをご紹介します。
目次
材料
豚肉の細切れ 90g
ひきわり納豆 2パック
梅干し(チューブ可) 中4個
麺つゆ 大1
みりん 小1~2(お好み)
大葉(みじん切り) 適宜
作り方
1.鍋にお湯を沸かしておきます。梅干しは、種を取り除いて包丁で細かく叩きます。
2.豚コマは食べやすい大きさに切り、沸かしたお湯に入れてさっと火を通します。
3.火が通ったらボウルにあげ、その中に1と全部の材料を加えて混ぜれば完成。納豆はタレも一緒に入れます。
タンパク質が豊富で脂肪分も控えめな鶏肉は、食物繊維がたっぷりの海藻・ひじきとの相性が抜群です。
あっさりとした味付けながら、しっかりと調味料のうまみが染み込んでいるので、子供でも嫌がらずに食べられます。料理は和食の前菜小鉢としても大活躍。ご飯にも良く合う定番の和食です。
材料
乾燥ひじき 8g(お好みの量で)
人参 2/3本
しいたけ 50g
油揚げ 50g
鶏肉(胸、モモお好みで) 150g
だしの素 約5g
醤油 大2と半分
みりん 大1
砂糖 大2
作り方
1.ひじきを水で戻し、鶏肉と野菜を食べやすい大きさにカットします。
2.鶏肉に小1の砂糖と大1の水(またはお酒)を揉み混み、10分ほどおくとお肉が柔らかくなります。
3.鍋に大1の油とひじきを入れて中火で軽く炒めたら、他の具材を入れて鶏肉の色が変わるくらいまで炒めます。
4.鍋に少し具材の頭が出るくらいの水と、だしの素、醤油、みりん、砂糖を入れます。
5.中火で10分煮たら出来上がりです。
水分を多く含む新玉ねぎと、香りや味の強い牛肉は相性が抜群です。しっかりとした味付けをして、玉ねぎがトロトロになるまで煮込むことで、ご飯の進む近代的な和食が出来上がります。
材料(4人分)
牛肉 100g
新玉ねぎ 1個
出汁 200cc
みりん 大匙2
醤油 大匙1.5
砂糖 大匙0.5
作り方
1.新玉ねぎは皮を剥き、4等分にします。
2.牛肉は食べやすい大きさに切ります。
3.鍋に油を入れて火にかけ牛肉を軽く炒めます。
4.出汁と玉ねぎを加えます。
5.調味料を加え、落し蓋をして、玉ねぎが柔らかくなるまで弱火で煮ます。
近年では和食の定番となっている豚の角煮。九州の郷土料理であり、地域によって様々な味付けが存在します。とろみのある濃いめの味付けが、あっさりとした和食の中で独特な地位を築いてきました。
大人から子供まで楽しめる、大人気の和食メニューです。
材料 (4~6人分)
豚バラかたまり肉 800g~1kg
ゆで卵 2個
ねぎの青い部分 1本分
しょうが(皮つきのもの)の薄切り 4~5枚
ねぎの白い部分 5cm
煮汁
水 2カップ
酒、しょうゆ 各大さじ5
砂糖 大さじ4
好みで練り辛子
作り方
1.豚肉は4~5cm角に切って鍋に入れ、ねぎの青い部分、しょうがと、たっぷりの水を入れ、中火にかけます。煮立ったらアクを取り、豚肉がゆで汁から出ないように、ときどき湯をたしながら30分ほど茹でます。豚肉を取り出して水けをしっかりと拭きます。この時、ゆで汁2カップをとっておきます。
2.しらがねぎを作ります。ねぎの白い部分は縦に切り目を入れて中のしんを取り、縦にせん切りにします。水にさらし、ざるに上げて水けを切ります。
3.鍋に豚肉、ゆで汁、煮汁の材料を入れ、強火にかけます。煮立ったら弱火にし、ゆで卵を入れ、落としぶたをして、1時間ほど煮ます。落としぶたを取って中火にし、煮汁がとろりとするまで煮つめて、火を止めます。器に盛り、しらがねぎをのせて完成です。好みで練り辛子適宜をつけてください。