味噌汁を自宅でつくるとき、あなたはどんな具材を入れようか悩むことはありませんか?また、気づいたらワンパターンの具材になっているということはありませんか?こちらでは、秋から冬にかけて旬の食材を使用した味噌汁の具材をご紹介しますので是非参考にしてみてください。
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秋の楽しみの一つでもあるさつまいも。こくのある甘みがたまりませんよね。このさつまいもをわかめと組み合わせることで甘みと塩味がうまくバランスが取れてしまった味のお味噌汁ができます。水または出汁からさつまいもを入れて、柔らかくなるまで煮ます。柔らかくなったらみそを溶いてわかめを入れれば完成です。わかめは火を通しすぎると食感が柔らかくなりすぎてしまいドロドロとした感じになり、また見た目の色も悪くなってしまいます。できるだけわかめはサッと火を通す感覚で入れましょう。
ねっとりとした食感が楽しめる里芋と長ネギも相性のいい味噌汁の具材の一つです。水または出汁から里芋を柔らかくなるまで煮てネギを加え、お味噌を溶きます。ポイントは、里芋のぬめりをしっかりと塩もみなどして取ることです。
ごまのコクを活かしたごま味噌汁は、ねりごまを使用します。水または出汁を煮立てて、小松菜と豆腐を加えます。ひと煮立ちしたらみそを溶いてねりごまを加えます。豆腐は包丁で切ってもよいですが、手でちぎって入れることで豆腐の断面がでこぼこになり、お出汁が中に染み込みやすくなります。また食感も変化するので、いつもと違った食感を味わいたい時におすすめです。
ほうれん草は11月から出だしたものが一番甘みが強く栄養価が高いのが特徴です。秋が旬の里芋を一緒に使うことで栄養価の高く旬を感じられる一品にすることができます。水または出汁から里芋を入れて柔らかくなるまで煮ます。中にほうれん草を加えてみそを溶けば完成です。ほうれん草は別の鍋でさっと茹でておくと発色がキレイな状態でお味噌汁に入れることができます。
お味噌汁にしらたきを入れることで食感が楽しめる上、満足感の高いボリューム感のある味噌汁に仕上げることができます。水または出汁からしらたきを入れて煮て、この段階でみそを溶きます。鮭は熱湯をかけて火を通し、キャベツをひと煮させたら完成です。ポイントは鮭は一緒に味噌汁と煮込まないことです。別の容器などで鮭に熱湯をかけることで鮭の臭みが味噌汁に入るのを防ぐことができますし、煮過ぎによって身が固くなってしまうことも防止できます。少し面倒に感じるかもしれませんが、このポイントがおいしい味になる重要なポイントとなります。
いかがでしたか?お味噌汁の具材に困ったときは、まずは旬の食材を組み合わせて使ってみるということを試してみて下さい。今回ご紹介したレシピはどれも秋、冬を感じさせてくれるものばかりで、栄養価も高いのが特徴です。どんな具材を入れようか悩んだ時は是非参考にしてみてくださいね。あなたの食卓がもっと豊かになりますことを応援しています。